「ほっこりみやこ」とは?:岩手県宮古市

東日本大震災・大津波でどれだけ大きな痛手を受けても、宮古は私たちにとっての都(みやこ)=宮古(岩手県宮古市)です。

昭和6年、この地を訪れた詩人の高村光太郎は、こんな言葉で宮古を記したそうです。

「宮古は成程古い由緒ある町だと、一歩外を歩けばすぐ思う。落ちついた、深い、風格ある古典の町だ。むし暑い夜空の下で夜店の市の立つ大通りへ、その夜は行って人を見る。【トマト下(くた)さんせ】というような声が不思議にみやびだ」

私たちは、宮古の風土が育んできた、穏やかさ、温かさ、言葉の美しさ、そして高村光太郎が評した“みやび”な風情を地域固有の価値と捉え、その特長を「あたたかいさま」を意味する“ほっこり”という言葉に込めました。

「ほっこりみやこ」は、文化に関わる市民や団体が中心となり、宮古の地と人が育んできた美徳を、地域の人々が再認識し、 お互いを“ほっこり”と温めあいながら、穏やかな復興を遂げるための取り組みです。